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浜松城

浜松城は徳川家康が築いた城です。家康は永禄11年、三河から遠江に入り元亀元年(西歴1570年)、 29才で浜松城に入城し、駿河、遠江の本拠として定め、天正14年(西歴1586年)45才で駿府城に入るまでの17年間在城し、 この間に姉川、長篠、長久手、三方原等の難戦をのりこえ徳川300年の歴史の基礎を築いたことから、 別名出世城と言われている由縁である。現在の天守閣は、昭和33年に浜松市民の有志によって組織された 「浜松城再建期成同盟会」によって再建されたものである。城の場所は三方原台地の南端の傾斜地に建てられ 西側から北側は急な崖で自然の地形を利用して建てられている。
石垣は野面積み、砕石したままの石をそのままで積み上げたもので、石は珪石で知波田(湖西市)や大草山、 根本山辺りから運んだと思われる。一見崩れやすい様に見えるが石組の頑強さが有り、築城より400年も過ぎた現在まで現存している。