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城下の惣鎮守松尾神社
浜松市元魚町
市街地の真ん中にあるお宮で、最も歴史が古いのが松尾神社です。この神社は松尾社とも呼ばれ、室町時代末期の天正五年(1577) に現在の場所に遷座されたと言われます。室町時代の末期に浜松城内の鎮守として祀られていた、松尾社と合併する形で今の境内に 鎮座させたと由緒書に記されています。
祭神は、白髭神(しらひげのかみ)大山昨神(おおやまぐいのかみ) 厳島姫神(いつくしまひめのかみ)と徳川家康が祭られています。浜松の産士神として江戸時代から崇敬を集めています。
元魚町の町名の言われは魚を商う人達が多く居住した所で、徳川家康が浜松城に在城していた頃、魚商人は独占販売権を与えられ 肴町に集団移転した為に、元魚町と呼ばれるようになりました。社殿は太平洋戦争で全焼した為、現在は仮拝殿です。松尾神社の 神紋は「子持ち二葉葵」ですが家康が祭神の一座とされているので、幕などには三ツ葉葵の紋がつけられています。
例祭日は、毎年6月15日ですが、6月30日に芋の輪くぐりが行われ、大きな芋の輪をくぐると災厄除けになるといわれ、多くの人で にぎわいます。