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法然上人ゆかりの西伝寺
浜松市西伝寺町
西伝寺は浜松市内における浄土宗最古のお寺である。平安時代の治承年間というから約八百年前の開創で、浄土宗の開創法然上人の弟子西伝法子によって 開かれたという。法然上人は各地に旅をして遠江にもその足跡を残しています。安元二年(1176)遠江国の桜ヶ池(小笠郡浜岡町)に参詣し、 その道すがら教えをひろめ、弟子たちをその地にとどめ草庵ひらかせた。西伝寺も法然上人の供してきた弟子の西伝法子によって構えられた草の いおりから歴史が始まっています。西伝寺は寺号が地名にもなっている事から往時の寺勢がしのばれあます。伽藍は戦災で焼失し、現在では 昔をしのぶものは本堂前庭にあるいぶきの古木と開山の雲誉上人をはじめとする歴代住職の卵塔、寺の西方にある法然上人の塚、墓苑にある 松下嘉兵衛之綱の一族とみられる松下暁綱の墓などで有る。西伝寺は戦後伽藍は整備されました広い本堂の前庭には法然上人がお手植えしたと 云われる「いぶき」の古木があります。