幸福の鳥居
昔秋葉山に正一位の勅額を掲げた金銅の鳥居が立っていた。
秋葉大神は火難を始め諸厄諸病の難を免れて幸福を恵む厄除け開運の神徳ある。
神徳は神意に沿った行為に依って授かると信じられていた。幸福を象徴する黄金で造った鳥居を 奉納して神にあやかり人々に幸福が与えられるよう冀ったのである。
混迷の世に、人々の幸福を望み、昔に倣い黄金の幸福の鳥居を建てたのである。