初山 宝林寺

 静岡県浜松市北区細江町中川
     

 仏殿
仏殿は本堂ともいい、釈迦三尊を祭り両側には二十四天の善神が配されている。 桁行五間、梁間六間、入母屋造り柿葺き、内部は一堂となっていて、間仕切りを設けず、 土間の床に敷き瓦を四半に敷き詰めてある。黄檗宗初めのころの建築として独特な中国風の様式を伝える 貴重な建物である
     



山門(静岡県指定有形文化財)
元禄6年(1693)に建てられ、木割の太い柱を用いた一間一戸四脚門で屋根 はこけら葺きです。 正面に掲げられた「初山」の扁額は隠元禅師の書で、裏面に元 禄6年の記があります。