桶ヶ谷沼と鶴ヶ池

静岡県磐田市岩井315
桶ケ谷沼は、磐田市東部の磐田原台地東縁にある県下有数の平地性淡水池沼です。沼周辺には、多くの動植物が生息しており、 ベッコウトンボをはじめとするトンボは 70種類、県内のトンボの3分の2、国内の3分の1の種類が確認されています。 また、マガモなどの野鳥、魚類、水生植物その他の生物も多く 、まさに自然の宝庫となっています。
     桶ヶ谷沼ビジターッセンターHPから

  桶ヶ谷沼ビジターッセンター
大断面木構造の建物で、壁は木目を生かした県内産の杉材を使用しています。
屋根に設置した太陽光発電パネルが電力の一部をまかないます。
『静岡県福祉のまちづくり条例』の整備基準に適合した施設です。
 
  桶ヶ谷沼の地名の由来
元亀3年(1572年)徳川勢と武田勢との戦いで、徳川勢が岩井原・三ヶ野に陣を敷いたとき、赤飯を炊いて戦勝を祈願しましたが、そのときの道具一切(桶)を この沼に収めたので、「桶ヶ谷沼」というようになった・・・とか、その戦のときに武田勢の馬桶などを洗った池であることから、 「桶ヶ谷沼」というようになった・・・ともいわれています。
 
  鶴ヶ池(ツルガイケ)は、桶ケ谷沼のすぐ近くにあり、こちらも動植物が豊富。ジュンサイやオニバスなどの水生植物も多い。        その昔、源頼朝が兄朝長の菩薩を弔うため、黄金の札を付けた鶴を放ったことが名の由来。  
 
静岡県磐田市岩井315の桶ヶ谷沼ビジターッセンターと桶ヶ谷沼と鶴ヶ池周辺の地図です。