浜岡砂丘はまおかさきゅう

静岡県御前崎市池新田9124

遠州灘に展開する最大な浜岡砂丘は、太平洋側最大級の砂丘地帯である。これは、天竜川から流失する土砂が沿岸ちょうりゅうにのり、 「遠州の空っ風」と呼ばれる強い西風によって内陸に運ばれて形成されたものである。
この地帯の村人たちは江戸時代以前から砂丘の開拓に取り組み、内陸では早くから成果をあげ、すでに3キロメートルも広がっていたとされるがしかし、 浜辺に広がる「櫛歯型砂丘」は荒々しい飛砂によりその姿を目まぐるしく変化させまったく人を寄せつけなかった。 明治中期になり風向きに対して斜めの方向に添汰木立てて風や飛砂を制御する画期的な技術が当地で考案され、 村人総出の努力でついに砂丘はその動きを止め、みごとな「人工砂丘」へと姿を変え今日に至っている。


                                       

  浜岡砂丘

洞雲寺山門
  浜岡砂丘

徳川家より本尊薬師領として御朱印十石を頂戴す
  浜岡砂丘

洞雲寺本堂全景
 
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