夏富士と白糸の滝音止の滝「おとどめのたき」
高さ約25メートル、幅約5メートル水量は富士山への積雪、上流部への降水量等に大きく左右されます。
この滝の由来は、建久四年五月二十八日(約八百年前)曽我の五郎、十郎兄弟が父、阿津三郎祐泰を、工藤祐経
に殺された敵を、富士の巻き狩りのさい討とうと考え、祐経の陣や近くの隠れ岩で相談したさい、近くの滝の音が
あまりにもうるさく密談しにくい事を神に嘆いたところ、滝の音がピタリと止まり、無事討ち入りの相談が出来ました。
それ以来「音止の滝」と呼ばれるようになったとの伝説から来ています。