河口湖 妙法寺かわぐちこ   みょうほうじ

     山梨県富士河口湖町小立692


明治19年12月妙法寺は大火災に遭い庫裏・本堂・番神堂等を消失し、永い年月を要して再建復興され、現在に至っている。
三十番神堂については、明治23年に復興され、その拝殿としての廻り舞台も明治19年の火災焼失後に、林地区・久保地区の尽力により間もなく復興 されたといわれている。
その当時、この廻り舞台では林地区の伝統芸能である地芝居(白波五人男・忠臣蔵など)を年2回実施し、上演時には地域の老若男女 はもちろん近郊近在からの観衆が集まり、妙法寺境内内は身動きがとれないほどであったという
また庫裏は、1818年に建てられた船津にあった民家を移築したもので、江戸時代末期の大戸や建具を備え、 当時の様子をうかがい知ることのできる建物です。

          


  河口湖 妙法寺

妙法寺の立派な山門
  河口湖 妙法寺

富士河口湖町指定有形文化財の妙法寺庫裏
  河口湖 妙法寺

法華経守護の三十番神像を祀る堂宇で、明治23年(1890年)に伊豆の宮大工により作られた折衷様式の建物です。 富士河口湖町指定有形文化財
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