愛知県豊橋市二川町北浦77
松音寺は曹洞宗の寺院で、康永から貞和年間(1342〜50)の創立と伝えられ、後の明暦年間(1655〜58)に遠州白須賀の蔵法寺香外養薫和尚が
再興して開山となり、その末寺となりました。
江戸時代には、黒印二石を受け、その格式はかなり高いものでした。また、大通行の際の休泊所や、万一の場合の避難所に指定されていました。
幕末に、豊橋の東田全久院から当寺に隠居した田牛和尚は、寺子屋を開いて周辺子弟の教育に当たる一方、旧田原藩の渡辺小華に画を学んだ
南画かでもありました。
本字の本尊は延命地蔵尊であり、その伽藍は明治十五年(1882)5月7日の火災以降に再検されたものです。
二川山 松音寺 松音寺山門 |
二川山 松音寺 松音寺本堂全景 |
二川山 松音寺 珍しい黄色の万両 |
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