伊豆 狩野城址い ず かのうじょうし

     静岡県伊豆市本柿木


室町幕府の韮山堀越御所、足利政知が死ぬと、北条早雲は伊豆を侵略し、延徳3年狩野・伊東連合軍は敗れ開城。
狩野一族を攻め、伊豆下田関戸吉信を滅ぼし伊豆を平定した北条は小田原城を本拠地として関東一円に勢力を伸ばし、 役百年間続いた戦国大名家の基礎を作りました。
しかしその約60年前、狩野氏一族に狩野景信という者があり、足利義教に見出され京に上り、画壇に怱然して明星のごとく出現しました。 その子元信は画界に狩野派と称する流派を打ち立て一世を風靡するに至りました。武人狩野氏の末裔である絵師狩野派は、絢爛たる画風と共に、 今に輝いています。

          


  伊豆 狩野城址

狩野城址への遊歩道登り口にある、狩野氏の年代別の説明板 
  伊豆 狩野城址

狩野城址遊歩道登り口  
  伊豆 狩野城址

狩野城址から城下の集落を見る  
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