新居関所  あらいせきしょ
静岡県湖西市新居町新居1227*5
新居関所は、今切関所と呼ばれ、慶長5年(1600)に徳川家康によって創設されました。幕府は江戸を守るため、全国に53ヶ所の関所を設け、 「入鉄砲と出女《に対し厳しく取り締まりをしました。特に新居関所は約100年間、幕府直轄として最高の警備体制が敷かれていました。 鉄砲など武器の通行ではもちろんのこと、当関所に限っては江戸へ向かう女性(「入り女《)にも「手形《が必要で、上備が見つかれば通ることはできませんでした。 当関所は江戸時代中期に、自然災害で2度の移転を強いられました。現在に残る建物(「面番所《)は、嘉永7年(1854)の地震でそれまでの建物が倒壊した あと、安政5年(1858)までに再建されたものです。

                                            

  新居関所
新居関所大御門は明け六つ(午前6時)に開き、暮れ六つ(語が6時)に閉まりました。
  新居関所
新居関所渡船場護岸江戸時代、新居と対岸の舞阪を今切渡船の渡船場      
  新居関所
新居関所の全景

  湖西市新居町の新居関所付近の地図です。
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