静岡県袋井市友永648
積雲院は、文治元年(1185)に源頼朝が兄の朝長の菩提を弔うために建立されたと伝えられている古刹です。
聖観世音菩薩をご本尊とし、天正16年(1588)に可睡斎十一世仙麟等膳和尚(せんりんとうぜんおしょう)によって
再興され曹洞宗に回収されました。
花が咲き誇る境内は、山門や本堂、禅堂、庫裏などの建物が立ち並んでおりましたが、明治時代におきた廃仏毀釈
によって多く御建物を失ってしまいました。安政年間(1854〜60)に建てられた庫裏には鎌倉時代作と伝る須弥壇(しゅみだん)や
不動尊が残され、往時の繁栄ぶりを今に伝えています。
参道入口にの廟堂には、頼朝の父義朝と二人の兄義平・朝長の供養塔と伝えられる五輪塔があります。
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源の朝長公墓所前に掲げられている絵 大垣市青墓小学校 堤由理子先生の指導で作成されたものです。 |
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源の朝長公墓所 |
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光林山 積雲院 山門 |
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静岡県磐田市敷地 龍壽山永安禅寺付近の地図です。 地図をクリックするとGoogleの地図が見られます。 |