掛川 龍眠寺かけがわ  りゅうみんじ
  静岡県 掛川市 西大渕
龍眠寺は山号を平等山と称し(又の名を安穏山)焼津市坂本の曹洞宗林叟院の末寺である。
龍眠寺は横須賀城主西尾家歴代の墓所として天和2年(1682)信州小諸より13代城主として西尾忠成(一万五千石)が入府、 以来二十代城主忠篤の明治初年までの安定した時代の庇護のもとに栄えた寺院である。
ご本尊聖観世音菩薩は頭に宝冠を戴き、身に天衣を着し、種々の瓔ラクで装身し左手で蓮華の蕾を持ち、右手でその花弁の一片を開かんとしている。 この左手は即ち衆生界、右手は仏者であって、容易に開かない衆生の煩悩心を仏が開かしめるという形を表現したものである。

 
                                            

  平等山 龍眠寺
龍眠寺の山門
  平等山 龍眠寺
龍眠寺の山門から参道を見る
  平等山 龍眠寺
平等山 龍眠寺の本堂全景
 
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