恵林寺 武田信玄公、柳沢吉保公夫婦の菩提寺
甲府市塩山小屋敷

  
重要文化財恵林寺四脚門
丹塗りの門であることから通称「赤門」呼ばれています。切妻造り、檜皮葺きで、本柱、控柱ともに円柱を用い、柱には 粽形が付けられ、柱下には石造礎盤が置かれています。中通しの本柱は控柱より太く大きく、これを桁行に通した頭貫き で繋ぎ、その上に台輪を架した大?・枠・肘木・実肘木を組み、軒先を海老虹梁で繋いでいる。このように極めて簡単な 構築であるが、全体には木割りが大きく、その意匠雄大であり、桃山期の気風がよく現れている。
  
武田信玄の墓
武田晴信(信玄)は武田信虎の長男で、大永元年(1521)の出生。天文十年(1541)二十一歳で家督を次ぎ、甲斐国主 となる。性格武勇沈着、こよなく家臣団、領民を愛する戦国時代の代表的な武将であった。元亀四年(天生元年、1573) 四月十二日、病のため信州、駒場の陣中で五十三歳で没した。

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恵林寺恵林寺武田信玄像