妻籠の宿つまごのしゅく

     長野県木曽郡南木曽町吾妻      

江戸と京都を結ぶ中山道は、山深い木曽路を通ることから木曽街道ともよばれていました。中山道六十九次のうち江戸から数えて四十二番目の宿場となる 妻籠宿つまごじゅくは、中山道と伊那道が交差する交通の要衝として古くからにぎわいをみせていました。
妻籠の人たちは町並みを守るために家や土地を「売らない・貸さない・壊さない」という三原則をつくり、 ここで生活しながら江戸時代の町並みという貴重な財産を後世に伝えています。

写真をクリック頂くと、アルバムで見られます。

  妻籠宿
昭和43年に町並みの保存が始められ、昭和51年に国の重要伝統建造物保存地区に選定される。全長約500mの町並みは、江戸時代にタイムスリップした感じで、 どれも当時の面影を残し、懐かしさと郷愁を感じる情緒いっぱいの宿場町
  長野県木曽郡南木曽町吾妻605
妻籠宿内では最古級かつ最大規模の建造物群である臨済宗妙心寺派の寺。
町並みより1段高い台地に石垣を築き、白壁をめぐらせた気品ある寺で、 明応9年に開山されたと言われています。
  長野県木曽郡南木曽町吾妻605妻籠宿周辺の地図です。