諏訪温泉禅寺すわおんせんじ

     長野県諏訪市湯の脇 1-21-1

温泉寺(おんせんじ)は長野県諏訪市湯の脇にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は臨江山、本尊は釈迦如来。中部四十九薬師霊場7番札所。
二代高島藩主諏訪忠恒が下諏訪の慈雲寺14世泰嶺玄未を開山として寛永17年(1640年)建立された。以来高島藩諏訪氏の菩提寺となり、 累代藩主の廟がある。高島城より薬医門、山門、能舞台が移築されている。

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  諏訪温泉禅寺

温泉禅寺の駐車場横に、大きな自然石に温泉寺の名前が刻まれておりました。
  諏訪温泉禅寺本堂

諏訪温泉禅寺の本堂は、文政10年(1827)高島藩主八代の忠恕(ただみち)の時に城内に建てられた能舞台であるが 明治3年の火災の後本堂として移築された。
中央に3間4方の本舞台、後坐、地謡坐などの遺構を残してる。
  諏訪温泉禅寺梵鐘

天正10年(1582)織田信忠の軍が伊那郡市田村(現高森町下市田)の安養寺から略奪して、上之諏訪(神宮寺) まで引きずって来て、そこへ捨てていったものを、温泉寺創立に当たって流用したもといわれている。
永享2年(1430)に伊那郡市田村の安養寺のために鋳造されたものでことがわかる。
  長野県諏訪市湯の脇の温泉寺付近の地図です。地図の画像をクリックするとGoogleマップの地図が開きます。