秋葉山本宮(上社)
     浜松市天竜区

御社号
上古は、《岐陛保神ノ社》(キヘノホノカミノヤシロ)と申し上げたが、中世両部神道の影響を受けて「秋葉大権現」と 称し。明治初年教部省の達で権現の号を改め「秋葉神社」となったが、昭和27年全国の秋葉神社の総本宮 であることから「秋葉山本宮秋葉神社」と改称した。
御神徳
御祭神は、火之迦具土大神と申し上げ、伊邪那岐・伊邪那美二柱の神の御子で火の主宰神である。 火の光は時間的、空間的に人間の活動範囲を拡め、その熱は人間に冬の寒さをも克服させ、 食生活を豊かにし、そのエネルギーは工業・科学の源になると共に、その威力は総ての罪穢れを払い 去るのである。光と・熱と強いエネルギーを与えられたこの神は、文化科学の生みの親として畏敬され、 崇められてきたのである。
御神徳
御神徳は、火の幸を恵み、悪火を鎮め、諸厄諸病を祓い除く火防開運の神として、火災消除・家内安全・ 厄除開運・商売繁盛・工業発展の霊験あらたかなるものとして、全国津々浦々から信仰されている。 御霊験は奈良朝以来、屡々顕れ、御神威は海内に行きわたり、朝廷の御信仰篤く正一位の宣旨を賜って、 正一位秋葉神社と申し上げる。

写真をクリック頂くと、アルバムで見られます。