福田のハマボウ公園 

磐田市福田3300番地(太田川右岸河口部)

 
ハマボウは関東以西の本州・四国・九州に分布し、韓国にも分布する落葉低木。内湾や河口の塩性湿地に生育する。幹は枝分かれし、樹高は3mほど。 葉は落葉樹にしては厚く、両面に星状毛があるが、特に裏面には密生するので、灰白色に見える。縁には細かい鋸歯があり、葉の先端は急に細くなって突出する。 7月から8月にかけ黄色の美しい花を咲かせる。

  ハマボウの花
河口や内湾など、汽水域の潮間帯上部-潮上帯に根を下ろす。塩分に強く、満潮時には根元が海水に浸る位置に生えるが、海水が届かない位置にも生える 花期は7-8月で、直径7cm程度の、中心が赤褐色の黄色い花を咲かせる。花の形態は同属のハイビスカス、ムクゲ、フヨウ等に似る。花弁は付け根から回旋して伸び、中心の赤褐色部は船のスクリューのように見える。花は1日でしぼむが、 大きな株は夏季に毎日次々と開花する
  太田川河口の水門

現在の太田川は旧太田川と原野谷川を合わせた人工の川である。江戸時代の中頃までは、農民が飛び越えて西側の田んぼに通っていたという。 河口にある幾何学的で美しい水門があります。
 
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