府八幡宮と遠江国分寺跡

 静岡県磐田市中泉112-1


磐田市内には、古代の寺院や役所の遺跡が分布しています。奈良時代には大之浦に臨む台地上に、遠江国府や遠江国分寺、遠江国分尼寺などが建てられ 国分寺は国府の北方に建立され、その東側には府八幡宮、国分寺の北方には国分尼寺が造られました。

  府八幡宮
天平元年(西暦729年)、国府の守護神として安置されたと伝えられています。楼門は江戸時代の寛永12年に建立されたもの。県の文化財に指定されています。4万平方 メートルの敷地は自然林に恵まれていて「ふるさと自然百選」に選ばれています
  国分寺
金堂を中心に七重塔・講堂・中門・回廊などの伽藍が配置されて、伽藍は築地塀などによって区画されていたようです。 遠江国分寺は昭和26年に発掘調査がされ、七重塔跡をはじめ主要な伽藍が発見されました。 昭和27年に国の特別史跡に指定されています。
 
磐田市府八幡宮と遠江国分寺跡周辺の地図です。