長嶽山 龍巣院(ちょうがくさん りゅうそういん)

静岡県袋井市岡崎6365
龍巣院は、延徳元年(1489)に太素省淳(たいそしょうじゅん)和尚によって開かれたと伝えられる曹洞宗の古刹です。 お寺の造営に際して龍神伝説が伝わり、龍の住処を譲ってもらったと伝えられています。 山門には、名工「左甚五郎」の作と伝えられる見事な龍虎の彫刻があります。
境内には、県内では数少ない1字1石経が収められた鞘堂や十王像、遠州三十三観音札所の十三番霊場として有名な 十一面観音、鴈代海岸に流れ着いた文殊菩薩等の多くの仏像が祀られております。

  龍巣院山門
山門は、西ヶ崎(浅羽町)安間五郎作の寄進で寛永年間(1624〜44)に作られたと伝えられ、左甚五郎の作と呼ばれる 龍の額が掛けられております。
  龍巣院山門
山門裏に掛けられている左甚五郎の作と呼ばれる、龍虎の彫り物
 
  長嶽山龍巣院(本堂)
釈迦牟尼仏をご本尊として祀る大きな本堂は、寛政元年(1789)に建立されたものです。
 
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