おもしろ雑学
◆VR(ブイアール)
コンピューター映像などで人工的な世界を創り出し、現実の様に疑似体験できる技術です。Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)の略で、
「仮想現実」と訳されます。最近はゴーグル型やグローブ型の端末を着けて、資格はもちろん触覚でも架空の世界を楽しめるVRゲームが大人気。
また結婚式場や観光スポットの疑似体験など、いろいろなビジネス分野にもVRの活用が広がっています。
◆基礎年金番号
すべての公的年金制度に使う、一人一つの年金番号です。以前は国民年金や厚生年金など制度事ごとみ異なる番号で年金記録を管理していましたが、
1997年に基礎年金番号を導入して一元化。転職などで年金番号が変わることがなくなり、年金の請求や照合や照会がより速やかになりました。
しかしながら、2015年5月に日本年金機構がサイバー攻撃を受け、大量の既存年金番号が流出して問題に。現在流出した番号の変更が進められて
おります。
◆政務活動費
地方議会の会派や議員に、議員報酬とは別に調査研究などの費用として支給される手当です。2012年の地方自冶法改正で、それまでの
「政務調査費」が「政務活動費」に名を変え、対象も「調査研究」から「調査研究その他の活動」に広がりました。
詳細は各自冶体が条例で定めていますが、「その他の活動」の範囲が不明確の事もあって運用はまちまち。不正使用が各地で問題になり、収支報告書の
ネット公開など、運用の改善に動く自冶体も増えています。
◆ホームホスピス
自宅に近い家庭的な雰囲気の中で終末期の高齢者をみとる、新しいタイプの介護施設です。NPO法人などが住宅を借り上げて運営するもので、
数人の高齢者が共同で暮らす家に介護士や看護師などが交代で常駐し、介護や医学的なケアを行います。従来の施設との違いは、死期が迫っても
病院に搬送せず、最期までみとる点。核家族化が進み在宅介護が難しくなっている中、最期を迎えられる「もう一つの自宅」として注目され、
全国に広がり始めています。
◆モーダルシフト
交通、輸送の手段を転換することで、一般にトラック等の自動車から鉄道や船に輸送手段を替える事を言います。特に長距離輸送においては、
省エネルギーやCO2排出量の削減、交通中渋滞の緩和などの効果が期待でき、国土交通省もモーダルシフトを進める事業に補助金を支給するなど、
推進に力を入れています。近年は企業の間にも、他社と連携して効率的に鉄道輸送を行うなど、独自の工夫でモーダルシフトに取り組む
動きが広がっています。
◆量的金融談和
景気上昇を目的に中央銀行(日本銀行など)が行う、金融談和政策の一つです。通常の金融談和では、企業などが資金を借りやすいよう、
中央銀行は政策金利を引き下げてお金の流通量を増やします。一方、量的金融談和では、中央銀行は民間銀行から国債などを買い入れ、
大量の資金を市場に供給。低金利下で、さらに金利を引き下げるのは無理の場合などに行われます。近年では日銀の「異次元談和」、
欧州中央銀行による導入などで注目度が高い金融政策です。
◆ホームホスピス
自宅に近い家庭的な雰囲気の中で終末期の高齢者をみとる、新しいタイプの介護施設です。NPO法人などが住宅を借り上げて
運営するもので、数人の高齢者が共同で暮らす家に介護士や看護師などが交代で常駐し、介護や医学的ケアを行います。
従来の施設との大きな違いは、死期がせまっても病院に搬送せず、最期までみとる点。核家族化が進み在宅介護が難しくなっている
中、最期を迎えられる「もう一とつの自宅」として注目され、全国に広がり始めております。
◆族議員
特定分野の政治政策に詳しく、その業界と人的コネクションを持つ議員の事です。公共事業に対する影響力が強い「建設族」や「郵政族」
などがよく知られています。族議員は、業界の利益を代弁する見返りに、選挙の票集めや政治献金などを要求することもあるため、
利益誘導型の政治として問題になっております。
◆「ノーサイド」
ラグビーでは「試合終了」を意味します。この言葉には「試合の後はチームの垣根を超え、同じスポーツをする仲間として健闘を称え合う」
という考えが含まれています。これは観客席をチームごとに区別しないことや、試合後に両チームによる親睦会を行う
習慣などにも表れています。「ノーサイド」は、ラグビーというスポーツを象徴する言葉としても使われています。
(くらしと中日)から転用
◆マイナス金利
金利がマイナスになることです。通常、貯金をすると金利の分のお金が増えますが、マイナス金利では逆に預貯金が減ります。
まれに経済政策として実施される場合があり、今年2月に日銀が導入致しました。民間銀行が日銀に預ける貯金の一部にマイナス0,1%の金利を適用しました。
民間銀行の資金を、日銀に預ける代わりに融資や投資に向かわせて、景気回復を図るのが狙いです。
(くらしと中日)から転用
◆陽子線治療
がんの治療法の一とつで、水素から取り出した陽子を加速し、高速でがん細胞に照射して破壊します。がん細胞に集中照射できるため、他の放射線治療に治療に
比べて正常な組織への影響が低く、副作用も少ないとされています。特に前立腺や肺、肝臓のがんや脳腫瘍に有効ですが、公的医療保険対象外で治療費が高額です。
近年では施設コストが下がって導入する病院増え始め、民間保険の先進医療特約を使って治療する人も増えております。 (くらしと中日)から転用しました。
◆希少糖
自然界ごくわずかしか存在しない等の総称です。希少糖の中には、虫歯を予防する「キシリトール」など健康に良い作用を持つものがあり、
ヘルシーな甘味料として今、注目を集めております。中でも香川大学が世界で初めて生産に成功した「D−プシコース」は、食後の血糖値の上昇や脂肪の蓄積を
抑える効果があると注目されております。日本の希少糖研究は、同大学を中心に産学官連連携で進められており、今後のさらなる進展が期待されております。
(くらしと中日)から転用
◆介護報酬
要介護者や要支援者が介護サービスを利用した際、そのサービスを提供した事業者に市は割れる費用の事です。
サービス別に価格が決められており、原則として費用の1割は利用者が負担し、残りの9割は税金と介護保険料から支払われます。
介護報酬は3年後とごとに見直され、2015年度の改正では全体として2,27パーセントと引き上げられました。増え続ける介護費用を抑えるのが狙いで、
中でも特別養老老人ホームなどの施設サービスの報酬が大幅に下がりました。(中日新聞から引用)
◆マイナンバー制度
国民一人一人に個別の番号を振り、社会保障や税の情報を管理する制度です。行政手続きを合理化化して、所得や行政サービス受給の状況を正しく把握
する事などを目的にしております。マイナンバーの通知は10月から始まり(2015年12月17日付の新聞では配達し終わりました)、2016年1月から
運用開始になり、その後は年金や確定申告などの行政手続きの際は勿論、勤務先や証券会社や金融機関にもマイナンバーの提示が必要になります。
希望者にはマイナンバーなどを記載した「個人番号カード」も交付され身分証明書にも使用できます。
◆世界ジオパーク
地質学的な重要性、美しさを持つ地域を対象に、世界ジオパークネットワーク(GGN)が認定する自然公園です。自然の保護法だけでなく、教育、研究活動や
観光への活用も重要視されます。2014年10月現在の加盟数は、国内の7地域を含め32ヶ国111地域。
地質災害教育にも役立つと期待され、認定を目指す地域が増えています。
◆スパムメール
受けての都合を無視し、不特定多数に送られてくる広告や怪しい勧誘などの迷惑な電子メールのこと、語源の由来は米国で良く知られている
ハムの缶詰の商品名が、英国のコメディーの番組で「しっこい、迷惑」という意味で使われてしまった事による。悪用を防止するためには、
スパムメールに返信をしないことが原則です。