静岡県磐田市壱貫地429
大箸家は江戸の終わりごろ、現磐田市一貫地で造り酒屋を営み、当主大箸藤次郎は天保初年家督を継ぎ、嘉永二年には庄屋を務めました。
又藤次郎は才能も高く、財をなし、浜松藩の旗本や近隣諸村からの飢餓時の郷借願いにも精一杯融資し当地方の金庫番として地域に貢献しました。
この思想は金原明善爺の天竜川の治水工事時の協力関係にもなり、孫義子を大箸家 に嫁がすなど金原家とも親密な関係にありました。
その後大箸家はいくつかの地域貢献事業に参加し失敗衰退しました。
現在の当主は藤次郎の孫晴康氏が、この貴重な屋敷を整備し、多くの人が古人の知恵に学び、自らの花を咲かせる発展の基礎となることを願い、
ここを花咲乃庄と名付け、一般に公開いたしました。尚、花咲乃庄は、現存する建造物7件全てが、国の有形文化財として登録されています。
花咲乃庄(大箸家) 花咲乃庄入口 |
花咲乃庄(大箸家) 母屋2階から国指定有形文化財のお蔵を見る |
花咲乃庄(大箸家) 大箸家は造り酒屋であった当時の、酒樽と第八車 |
静岡県磐田市壱貫地429 花咲乃庄(大箸家)付近の地図です。 地図をクリックするとGoogleの地図が見られます。 |