曹洞宗 普光寺
  愛知県名古屋市大杉町

   

   普光寺由緒

四百年以上前の十六世紀天正五年(1577)在罨儀存和尚(本寺、龍興寺)が開創した地域随一の 古刹である。以前は、大日如来を祀り、長母寺を本寺とする真言宗だったという。

現在の本尊は、織田信長公の持仏で快慶作と伝えられる秘仏「阿弥陀三尊」である。

鎮守の塩釜明神は嘉永五年(1852)に徳川家の子孫長久と家道興隆を願って金網天猊和尚が宮城県 塩釜神社より分祀したものです。

   「弘法地蔵」の由来

江戸時代に名古屋市大曽根、弘法井戸のほとりに安置されていた石の地蔵様が、戦後城東町、三谷家の軒下に 祀られていた。世話人代表は川端氏で 「弘法地蔵」と呼ばれ町内や地域の人々の厚い信仰を集めていた。その当時 そこをそこを通りかかれた、生如来様で「一畑薬師様」がこの 「弘法地蔵」は霊験あらたかで特に眼病に功徳があろう 大切にすべし。とご託宜があった。

昭和六十三年 一月十日に縁あって 普光寺へ移築安置され目を始め万病に、そして心の渇きを癒す地蔵様として 町内や地域を始め遠方の人々にも厚い信仰を集めています。

普光寺山門 普光寺本堂 本堂内部
 塩釜明神 弘法地蔵 弘法地蔵