須原宿 定勝寺(じょうしょうじ)

     長野県木曽郡大桑村須原831-1

須原宿にある国指定の重要文化財の定勝寺は、木曽路の中でも最古刹です。 嘉慶年間に木曽家十一代の源親豊が木曽川畔に創建しました。 その後、洪水により3回流失し慶長3年に現在の場所に移建されました。 また、この定勝寺には戦国時代木曽谷を支配した戦国大名「木曽義昌」の位牌が安置されているほか、 東洋一の木曽ヒノキダルマ座像も見ものです。

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  須原宿
須原宿は木曽谷の中では一番古くに栄えた歴史ある宿場町です。宿場のなかでも道幅が広く、格子戸の街並みが残されています。 昔から清水が湧き、今も丸太をくりぬいた「水舟」が各所に置かれています。住民(須原宿景観形成住民協定運営協議会)により、 水舟の改修がおこなわれています。
  須原宿にある定勝寺は、臨済宗妙心寺派に属し、木曽の最古刹です。本堂・庫裏・山門が桃山建造物として国の重要文化財に 指定されています。枯山水の鶴亀蓮爽庭園、春のシダレザクラ、秋のもみじが見事です。また、山門にあるシダレザクラは、 樹齢推定400年で、山門を彩る淡い桃色の一本木です。
須原ばねそ(はね踊り)と定勝寺(国の重要文化財)が知られており、幸田露伴「風流仏」の舞台にもなった宿場です。
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