豊橋市吉田城址

 愛知県豊橋市今橋町

吉田城は、豊川に臨む比高15mほどの河岸段丘上に築かれていて中心部は豊橋公園となっており、かなりよく整備され残されている。 本丸には、一見、天守閣とも思われる入道櫓が復興されています。実際の入道櫓は、本丸下の腰曲輪に置かれていたもので、 もっとずんぐりとした形状のものであった。

  吉田城址
吉田城の歴史は、永正2年(1505)牧野古白により今橋城が築かれたことに始まり、戦国時代、東三河の要であった今橋城は、 激しい攻防が繰り返されるなか、名称も吉田城と改められました。
永禄7年(1564)には松平(徳川)家康が吉田城を攻略し、酒井忠次が城主に。江戸幕府成立後は9家22代の譜代大名が支配しましたが、 前期は転封が激しく、中期以降は松平(大河内)氏が城主となりました。
  吉田城本丸
本丸には、一見、天守閣とも思われる入道櫓が復興されています。実際の入道櫓は、本丸下の腰曲輪に置かれていたもので、 もっとずんぐりとした形状のものであった。
 
 愛知県豊橋市今橋町 吉田城周辺の地図です。