おもしろ雑学

 中日新聞 シーライフから転用させて頂いております。

◆顧問助産師
企業と顧問規約を結び、従業員をサポートする助産師です。国賀資格を持つ出産・育児・健康の専門家として、対面・オンラインでの相談対応・ 健康に関するセミナーの実施などを行います。男女問わず、出産・子育てや仕事との両立に悩む人、心身に不安を抱える人の声を聞き、豊富な知識で助言。 従業員が健康に長く働くための支援策として導入する企業が増えております。

◆エコーチェンバー現象
エコーチェンバーとは録音用反響室のこと。似た価値観のが同士のSNSなどの狭い世界で交流し、音が反響・増幅するうように、偏った考えが 強化されることです。人は繰り返される情報を信じやすく、自分の関心に沿った意見が集まりやすいSNSでは、その傾向が強まります。 近年誤情報や過激な風説が広まっている一因とみられ社会問題化しています。

◆HACCP(ハサップ)Hazapd Analysis and Critcal pointの略で「危害要因分析・重要管理点」の意味
食中毒や異物混入などを防いで食の安全を確保するため、食品事業者に求められる衛生管理の基準です。FAO(国際連合食糧農業機関)とWHOの 合同委員会によって定められました。これまでは業者の任意導入でしたが、食品衛生法の改正で、今年の6月から食品工場や飲食店など原則として 全ての食品事業者にHACCPに沿った衛生管理が義務付けられま知った。

◆雇用シェア
一時的に事業活動を縮小せざるを得なくなった企業が、従業員を人手不足の会社に出向させること(在籍型出向)です。雇用を維持して従業員の 生活不安を解消できるため、コロナ禍で需要が激減した観光業を筆頭に、活用する企業が増えています。政府も今年2月に助成金制度を創設し、 出向のマッチングを無料で行うなど、出向元と出向先双方への支援を行っています。

◆電話リレーサービス
視聴覚や会話に障害のある人とない人が電話で会話できるよう、仲介するサービスです。 通訳オペレーターが、手紙や文字から音声に、即時通訳して会話を双方向につなぎます。こうしたサービスは20ヵ国以上で提供されており、 日本でも法律(聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律)を制定して公共のインフラとしての整備を進め、今年7月からサービスの 提供を開始しています。

◆携帯電話番号ポータビリティ
携帯電話会社を変更しても、同じ電話番号を使い続けられる制度(Mobile Number Portabilityの頭文字)MNPです。従来は手数料が必要でしたが 各社の競争を促し料金引き下げにつなげる狙いで、総務省がガイドラインを改正。4月からオンラインでの変更(転出)手続きの手数料が廃止されました。 対面・電話手続きは有料を認めていますが、携帯電話大手3社はいずれも無料に変更しています。

◆スポGOMI(すぽごみ)
ゴミ拾いにスポーツの要素を加えた、日本発祥の新しいスポーツです。競技はチーム対抗戦。制限時間内に指定エリアでごみを拾い、その量と内容で ポイントを競います。達成感や仲間との連携感が味わえ、社会奉仕活動の一環として行う団体や企業が増加中。最近は県代表の高校生が競う 「スポGOMI甲子園」や海外でも開催さいれ、取り込みが広がっています。

◆種苗法(しゅびょほう)
農作物の新品種の保護について定めた法律です。昨年12月、日本のブランド品種が海外へ不正流出することを防ぐ目的で、改正種苗法が 成立。今年4月の施工で、開発者は登録品種の栽培地や輸出先を限定できるようになります。来年4月からは農家による自家増殖 (農家が生産物から採取したたねや苗を使って再び生産すること。)も回発射の許可が必要となり、 国内農家の生産コスト増加につながると心配する声もあります。

◆バンクシー
世界各地のストリート・壁・橋などに作品を描いている、匿名の芸術家です。さまざまな場所に神出鬼没に出現するその作品は、 戦争や差別、児童労働など社会問題への批判精神にあふれています。正体不明の神秘性も相まって大きな注目を集め、オークションでは 作品に億単位の高値が付くほど。香港などを巡回した展覧会は100万人以上を動員し、現在日本でも開催中です。

◆ブルートゥース
近距離でケーブルを介さずにデーターをやり取りする、デジタル無線通信の国際標準規格です。ブルートゥース対応機器同士なら国やメーカーが異なっても 通信でき、ワイヤレスホーンやパソコンのマウス、ラジコンなどに利用されています。政府が今夏からコロナ対策として運用している接触確認アプリにも、 スマートフォン搭載のこの機能が使われています。

◆投げ銭システム
インターネットで配信されたお気に入りのコンテンツを金銭で応援できる機能です。サイト内でアイテムを購入すると配信者にお金が届くと言ったシステムで、 視聴者が作品の評価や支援の気持ちを伝える手段となっています。コロナ禍で活動の場が制限されたアーティストらの新たな収入源として期待され、 音楽や演劇、スポーツなど幅広い分野で導入の動きがあります。

◆オンライン診療
病院に行かず自宅で、パソコン・スマホなどを通して診療を受けることです。移動が難しい患者や多忙な人が受信しやすい半面、触診などが出来ず病状 把握が不十分になる心配もあり、これまで一部の病気の再診料に限られていました。しかしコロナウイルス感染拡大防止のため、4月から初診を含めむ 全ての病気が対象になり(2020年8月時点の情報です。時限措置の為変更の可能性もあります。)利用が広がっております。