野間大坊の ま たいぼう

     愛知県知多郡美浜町野間東畠50


野間大坊は南知多の地で、鎌倉幕府を開いた源頼朝が寄進した念持仏を本尊様とし、豊臣や徳川の庇護を受け、守られてきました。 源頼朝が本尊様に願い続け、 祈願を達成したことから、祈願成就の寺として今に至ります。
正式には鶴林山大御堂寺(かくりんざんおおみどうじ)通称:野間大坊(のまだいぼう)と言います。お寺の歴史は古く、天武天皇(673〜686)の時代に 『阿弥陀寺』として建立しました。その後、弘法大師(空海)が全国を廻った折、この地で一千座の護摩を焚き、庶民の幸福を祈りました。 そして承歴年間(1077〜1081)に白河天皇の皇室繁栄を祈願する寺として、『大御堂寺』と称されました。 のちに源義朝がこの地で謀殺され、それを供養するために源頼朝が本尊様の念持仏を寄進し、塔や金堂(こんどう)講堂など諸設備が調った七堂伽藍を造営します。

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  野間大坊

大御堂寺大門
  野間大坊

大御堂寺本堂
  野間大坊

源義朝公御廟
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