四谷千枚田の秋

     愛知県新城市四谷230


明治37年7月10日、午前11時頃、梅雨時の長雨と雨台風で鞍掛山に隣接する通称、貧乏山から山崩れ(山津波)が起こり、死者11名、家屋流失10戸 という大惨事をもたらしました。山津波は人も家ものみ込み、沢に沿って約600メートル下方まで流れ出し、沢沿いの棚田はすべて崩壊してしまいました。
先人たちはこの不幸にもめげず、近隣集落の暖かい支援のもとに鍬とモッコで棚田復興に全力を注ぎ、わずか5年ほどで堅牢な石積みの棚田に蘇らせました。
千枚田は実際には、1,296枚の棚田で、1枚平均の広さは0.9アールです。現在は39戸の人が850枚を耕しております。 (平均21枚)、1戸で62枚耕している人が最高です。

          


  四谷千枚田の秋

駐車場前にあるウエルカム看板
  四谷千枚田の秋

四谷千枚田の全景
  四谷千枚田の秋

案山子?オブジェ・・・
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