森町友田家住宅
静岡県森町亀久保地区336番地
友田家の由緒は、はっきりしていないが江戸時代には代々庄屋を務めた旧家である。
建物は桁行8間半、染間5軒、寄棟作りで
山間部民家の特徴を示している。建築年代は18世紀前半と推定されるが、側柱、小屋染の一部、側桁などに全身建物ものとみられる
部材を転用している。
言伝えによれば、元禄13年(1700年)に同家の南隣地から移ったと言われている。間取りは
「型食い違い方」で遠江地方の古農家に使われた型である。
後世の改造は少なく、「だいどころ」の一部を土間にした事と
広間を2部屋に分けたことのほかは、主に建具や造作を改変した程度である。
昭和57年度、58年度にわたり半解体修理を行い
建築当初の姿に復元したものである。
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友田家住宅は、江戸時代元禄年間に建てられたもので、国の重要文化財に指定されたいます。構造は「片喰違い型」と呼ばれるもので、 関西の町屋建築に多い「前座敷三間取り型」の発達したものです。 |
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江戸時代のころには、代々庄屋を務めた旧家で、元禄13年(1700)に前の畑地から移築されたと伝えられていますが、現在の住宅は、 18世紀を下らないころの建築と見られます。 |
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愛知県岡崎市鴨田町広元5−1・大樹寺周辺の地図です。 |